大丈夫なんですよぉ [disease-R]
「実におもしろい…」
ガリレオじゃないけれど、これが夕べ火葬場にてるんるの骨の説明を受けてる時の私の感想。
これって不謹慎なのかもしれないけれど、
ペットと理想的なお別れができた飼い主は、そんなこと思ってもいいんじゃないでしょうかねぇ。
7日の夜に逝ったるんるは、次の8日の夜には火葬場へ連れて行きました。
ぱるも一緒に連れて行ってお別れをさせました。
るんるの周りは元気いっぱいの色のガーベラで飾ってあげて(もっと小さい動物だとガーベラは燃やしても芯が残るから適さないんだって)
自分たちの手で炉の中におさめました。
30分程して、トレーの上に骨になったるんるがいました。
骨を持ってきながら 係の女性が「このうさちゃんは下あごが悪かったんじゃないかしら?」とまず言いました。
-はい。不正咬合で前歯も奥歯も伸び過ぎちゃって定期的に削ってもらったりしてました。
「ああ、やっぱりね。奥歯の場合は上に伸びずに反対側に伸びていって顔を突き破ることもあるぐらいだから
この子もかなりあごの中で炎症起こしてたみたいですよね。
下あごの骨がスカスカになってますよね」
「あと、この辺、骨が黒くなってるとこありますよね。
最後は心臓も弱ってたんじゃないかしらね。
黒くなるのは血液中の鉄分で、鬱血とか起こしてるとこういう骨になってくるんです」
おおおっ、骨でそういうことまでちゃんとわかるんだ。 この人もすごいっ。動物病院の先生みたい。
その後、「これが頭の上」「これが頸椎」「この細くて小さいのが指」……
と、骨をひとつひとつていねいに説明してもらいました。
のどぼとけの仏の形の骨って、どんな動物にもちゃんとあるんですって!
るんるの体の中にいた小さな仏様の姿もしっかり確認できました。
説明を聞いていて「へぇ~~!」の連発。
それから、骨を全て自分たちで骨壺の中におさめ、白い袋に入れてもらって火葬の儀式は終わりました。
対応してくださった女性の雰囲気がそうだったからですが、あたたかい火葬式をしていただいた…という想いです。
火葬場の建物を出たら、空にはとってもきれいに月が見えていました。
うん、これでるんるも迷わずに月まで行けたね。
お悔やみや励ましなど心優しいメールをいくつもいただきましたm(_ _)m
お花もいただきましたm(_ _)m
でも、そんな気遣いをしてくださった方々には申し訳ないぐらい私はへこたれてはいません。
ま、昨日は火葬の手配とかお花飾るとか動物病院に挨拶するとか…
ぼーっとしながらもあたふたし、夕方近くまで何も食べてないこと忘れてましたが。
おかげで夜にお清めと称しかなりの暴飲暴食しちゃいましたが。
亡くなった夜はホントにた~~くさんの涙も鼻水も流したけれど、昨日はもう泣かずにいられました。
一番の難関はずっとお世話になってた病院の先生とお話することだったけど、心よりお礼が言えました。
「るんるくんもさきちさん達もほんとによく頑張ってましたよね」って言ってもらいました。
はい、自分でもそう思うから、寂しさは確かに残るけどもうへっちゃらでいられるんです。
だって、まだまだこの子もいるもんねっ。今回はぱるの存在にとっても助けられました。
るんるだけを飼っていた頃、私はるんるのことが大好きで大好きで
仕事へ行ってても離れているのが心配でたまらなくって…という分離不安症、るんる依存症だったと思います。
こりゃ、ちょっとヤバイかも…ともう一匹迎えようと思ったわけですが、
今度はぱるにそんな風になっちゃいそうなので、
たぶん遠くない将来我が家にはまた何かがやってくることでしょう。
うさぎなのか犬なのか、それとも未知の生物か。
ビビッって来る出会いがあったら、きっとすぐです。
るんるもきっと見守ってくれてることでしょう。
皆さん、ホントにありがとうございます。
私は大丈夫大丈夫(^^)v すぐにいつもののほほんブログが書けますよ。